
食品添加物の中でも注目すべき乳化剤と酵素処理レシチンについて
乳化剤とは? 乳化剤とは、食品に添加される化学物質の一種で、水と油を混ぜる際に、油と水の間にできる界面張力を低下させ、混ざりやすくする働きを持ちます。乳化剤は、食品の質感や風味を改善するために使用されることが多く、例えば、マヨネーズやアイスクリーム、チョコレートなどに使用されています。 一方、酵素処理レシチンは、大豆などの植物油から抽出されるリン脂質の一種で、乳化剤としても使用されます。酵素処理レシチンは、通常のレシチンよりも乳化力が高く、食品の安定性を高めることができます。...